*So* much time spent in front of a screen to make something tangible, weird huh?(Kai Branch)
-手に取れる何かをつくるために、いくぶん長過ぎる時間をデジタルの世界にいたんだ。何かおかしいって? (2015-1.20 Offsreen vol.10 刊行によせて. Kai Branch)

いつどこでこの雑誌を知ったのかは忘れてしまったのですが、僕はOffsreenという雑誌が好きです。
日本だと、麻布十番にあるセレクトショップか、もしくは船便で輸入という方法でしか手に入れられない雑誌。
テクノロジー業界を生きる開発者達のプロダクトの背後にあるストーリーを紹介するというもので、ラッピングされて
届きます。今住んでいるオランダだとアムステルダムのとある書店で購入できますが、そこでもラッピングされていて、買うまで
一切中身を見ることができません。でも、それもひとつの仕掛けで、編集長のKaiは、ラップをはがしたときに広がる紙の香りを楽しんでほしいと言っています。
With the omnipresence of technology and the web, we easily forget what goes into making our digital lifestyle possible. Offscreen is a printed magazine that examines and celebrates the hard work and creative thinking that happens behind the scenes of websites, games and apps.
テクノロジーやウェブといったものが偏在していることで、一体どんなもの/こと/人がこのデジタルライフを可能しているかを中々見つめる機会がない。Offsreenは、紙媒体の雑誌だ。それは、webサイトやゲーム、appまであらゆるデジタルスクリーンの背後にいる、熱心でクリエイティブな開発者達を探るものなんだ。
プロダクトやwebサービスなど、手に触れられる質量をおびたオブジェクトからデジタルなオブジェクトまで、何故彼ら/彼女らはそれを開発するに至ったのかというストーリーを知るのがもともと好きです。
Offscreenの場合、そこをまさに捉えているのにとても感銘を受けています。デジタルの中に潜んでいる手に触れられるストーリーを、紙で伝える、また読者の感受性を誘発するような仕掛け-例えば、ラッピングを剥がす時の紙からくるにおいをかいで”嗅覚”を鋭くしてほしい- などこの雑誌には随所にテクノロジーの業界で起きていることを質量をおびた話しに展開できるように工夫されています。
テクノロジーの進化ってどこか敬遠されるような要素も含んでいる気がするけど、開発者達の思いを知ることでそのイメージが払拭されることもあるし、なによりもテクノロジー関連の研究をしている自分にとって何か背中を押してくれる気がしています。
*So* much time spent in front of a screen to make something tangible, weird huh? I think this is also the longest I’ve ever focused on any one thing. To be honest, I’m tired (ok, it’s been a long day), but I’m also equally excited about everything.
手に取れる何かをつくるために、いくぶん長過ぎる時間をデジタルの世界にいたんだ。何かおかしいって?(中略)Offscreenを作って行った時間というのは、これまの僕の人生で最も何かひとつのことに集中した時間だと思う。正直いって、Offsreenなものをつくるために、screenにずっと向かっていることなどに、とっても疲れました。でも、ぼくはそれと同じくらいあらゆることを楽しんでいたよ。(2015-1.20 Offsreen vol.10 刊行によせて. Kai Branch)
日本人の開発者で誰がインタビューされるかが楽しみでならない。