中国横断記⑤ 大理

#続編

中国など、特に国土が大きい国を旅する時の移動手段として長距離の列車がある。寝台のタイプのものや日本の新幹線のような座席のタイプもある。中国は、新幹線を走らせる程の技術力がある為、インフラの整備は東南アジアよりも進んでいる。

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それでも、細かな移動や地方に出かけるにはまだまだバスが主流です。このバス移動が結構厄介で、トイレが備え付けられていることは極めて稀で、大体は途中何回かトイレ休憩がある形です。

少数民族の料理を食べたりして、運悪くお腹を壊した時など、体調に不安があるとバスに乗るが億劫になるので、その当たりはうまく調整する必要があるかと思います。

さて、旅はとんとんと進んで、雲南省の大理へと昆明からバスで5時間かけてやってきた。

期待していた少数民族の暮らしは、大理古城内では見られず、待っていたのは観光地化したテーマパークだった。大理のように少数民族の暮らしは、この後に行った麗江もどうように無理矢理にテーマパーク化された中で本来の生活様式はいくぶん壊されているような印象をうけた。

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それでも、根気強く街を散策するとその地の暮らしぶりがほんの少しだけ垣間見ることができる。目を付けたのは市場だ。鶏や豚がその場で屠殺され、魚は生きたまま売られている。屠殺された家畜は、ちかくのせせらぎのような所で解体され、細かい部位に分けられて市場に並ぶ。

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各店先には天秤などがあるだけで、冷蔵庫などの機器は一切ない。皆が買い物かごを背負い、食材の値段交渉をする。家畜が次々に屠殺される目を背けたくなるような光景も涼しい顔をして素通りする人たち。生きることは命あるものを食すこと。そんな当たり前だけど、無視してきたことを突きつけられている気がして思わず後ずさりしてしまう。

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(2012.9.8)

投稿者: daisukecheng

About: 混沌とした世界とSUPが好き

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